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2008-08-22 Fri
8月11日(月) 霞ヶ浦・北浦のアサザ群落調査および植付を行いました。
植生帯復元地区及び自然アサザ群落の広がりを多方面からの調査を実施しました。
スタッフ他総勢11名、4台の車に分乗し、胴長や調査器材を積み込んでの出発です。
再生地区の浜ではコンクリート湖岸に沿ってアサザ群落は半減し、左手のヨシ原に沿って沖に広がりを見せていました。開花は始まっています。
アサザ群落半減の原因は食害が考えられるとのこと。
定点観測、底泥採取、水質調査、地下茎状態の記録も行っています。
アサザの消滅した場所には50株の植付も行いました。
麻生への途中、島並は砂浜造成された湖岸で沖には石積みの消波堤があります。
アサザの群落は見当たりませんでした。
採泥、採水をし、砂浜にはびこるアレチノギクを抜き取りました。
麻生の自然アサザ群落は広がりを見せていました。
ハスの葉が多く進入していたので、茎から刈り取る作業を行いました。
今後も観察を続行し、アサザ群落が根付き広がるよう願って止みません。
スタッフ 加藤京子
2008-08-20 Wed
8月2日~4日まで土浦小学校の子供たちと秋田に行ってきました。
霞ヶ浦と八郎湖の交流イベントも今年で3年目。
それぞれの場所で自然再生に取り組む子供たちがお互いの活動の様子を発表したり意見交換をしたりしてきました。
下の写真は、八郎湖での植付けの様子の写真です。
干拓されるまでは霞ヶ浦を抜いて国内2位の大きさを誇っていた秋田県八郎湖。
現在では水質汚濁が顕著になり、生態系も乱れ、以前のような漁獲が得られない状況です。
そんな湖ですが、当日は200人を越える人たちが集まり、子供からお年寄りまで手を取り合って水草を植えていくその光景は、湖の明るい将来を期待させるものでした。

午後は場所を移動し、今回のメインイベントである「未来の湖フォーラム2008」が開催されました。
秋田からは三種市立鹿渡小学校、潟上市立大久保小学校、茨城県からは土浦市立土浦小学校の児童が湖への熱い想いや自分達の取り組みを述べました。
パネルディスカッションでは、初めは緊張気味で何を話せばわからないという状況でしたが、次第に質問や意見が飛び交うようになり、非常に内容の濃いものになったのではないかと思います。

僕たち大人は、何か事業を起こそうとすると、これとこれをしなければ問題解決には至らないと守りに入ってしまうものです。
しかし、子供は何かをやりたいという熱い想いと大きな大きな夢を持って物事に取り組みます。
その純粋故のまっすぐな気持ちに大人は心を動かさずにはいられないな。と思いながら、発表に聞き入ってました。
また、このような秋田と茨城の交流のように、様々な土地の方々が、世代を越え、同じ目標に向かって手と手を取り合い、歩んでいく事が出来たら、日本はきっと素晴らしい社会をつくることができると思います。
その架け橋になれるようにこれからも頑張りたいなと思いました。
スタッフ 飯田
2008-08-05 Tue
8月5日、曇り。 今日は(株)ツムラの社員の方々のお力を借りて霞ヶ浦、境島においてアサザの植え付けを行いました。
今日植え付けたアサザは、ツムラの茨城工場で育てていただいたアサザを湖に植え付けるという活動でした。
プランターやポットの中で根を張ったアサザを、湖に穴を掘り、しっかりと植え付け、土を被せ、そしてアサザの葉が湖面に浮いて無事に育つよう、みなさん真剣に取り組んでいました。
アサザの植え付けの後は、皆さんに網や投網を握っていただき、思い思いに湖に生息している生きものたちをさがしていただきました。
大人といえども、ひとたび網を握ってしまえば若かかりし頃に戻り、目を輝かせながら生きものを探したり、見つかった生きものたちを好奇の目で眺めていらっしゃいました。
霞ヶ浦境島の消波提の近くにはたくさんの看板が立ててあり、またツムラさんの看板もあり、皆さんの努力の跡が感じ取られる場所です。
残念ながら今現在、わずかなアサザしか根付いておらず、まだまだきれいなアサザ群落が湖面を覆うという段階には至っていませんが、いつかかならず皆さんの努力が実り、その夢が実現するよう、またそれ以上に花開くよう、がんばって参りたいと思います。
インターン 加志田 幸寛
2008-07-29 Tue
5月26日に、コウノトリの野生復帰で全国から注目を集めている兵庫県豊岡市の新田小学校で出前授業を行ってきました。
5年生70名の子ども達と楽しい時間を過ごすことが出来ました。
教室の窓からは、遠くに田んぼの中にぽつんと立つコウノトリの営巣用の塔が見え、まさに、生き物とお話する方法をテーマにした授業にはぴったりの条件でした。

電柱を使った人工巣の中には、親と同じくらい大きくなった雛鳥が二羽いて、大きな翼で羽ばたく練習をするとふわりと体が宙に上がり今にも巣立ちをしそうな様子でした。
新田小の子ども達とは、川と田んぼや森を結ぶ生き物の道について、メダカやトンボ、カエルの生活をとおして学びました。

教室には、神戸大や東大、阪大の研究者やオランダから視察に来た環境教育の専門家、地元のマスコミ、市役所の関係者などの大人達が多数参観に来ていましたが、子ども達は活発に質問や意見を次々と出してくれてほんとうに元気いっぱいの授業ができました。
アサザプロジェクトでは将来トキと共にコウノトリも呼び戻す計画です。
コウノトリの野生復帰の現場を見て、ますます夢がふくらんできました。
代表理事 飯島 博
2008-07-24 Thu
今年からNECリース(株)の支援を得て、環境先進都市として知られる北九州市での出前授業やビオトープづくりが始まりました。
日本の近代化の象徴であった八幡製鉄所がかつてあり、産業の盛んな北九州市は同時に公害で知られる都市でもありました。
しかし、北九州市は大気汚染や水質汚濁などの環境問題にいち早く取り組み、今では環境への先進的な取り組みで知られる都市となっています。
環境モデル都市としてさらに充実した「自然と共存する都市」をめざして、市内の小学校の総合学習を軸に市内の山や川、ため池、海とまちを結ぶ生き物の道づくりを進める学習を展開しています。
今年は環境モデル校になっている湯川小学校で学習プログラムを実施しています。
4年生90名と一緒に、学校と近くの中条川や安部山、さらに川をとおしてカブトガニで知られる曽根干潟までを結ぶ「生き物の道」づくりを計画しています。
その一環として、校内にあるコンクリート製の池を生き物の生活にあわせて改造するビオトープづくりを7月24、25日に行いました。
子ども達は設計図づくりから作業の手順まで、私と一緒に最終打ち合わせを行った後に教室を出て、猛暑の中校庭で作業に汗を流しました。
(5月19、20日にも私が出前授業を行っています)

NECリースの地元支社や本社からのボランティアの他にも、同市の緑化協会の皆さんに協力を頂きすばらしいビオトープが出来ました。

北九州市は市内に何本もの川が流れ、周囲を山に囲まれた都市です。
京都をモデルに計画していたハグロトンボ(きれいな川と涼しい木陰を住みかとする黒いトンボ)の道を都市に再生する「涼の道 」プロジェクトを進めることができればと思っています。
生態系の保全とヒートアイランド対策、地球温暖化対策、地域活性化等を一体化した都市モデルをつくることが期待できます。
今後の展開に注目を。
代表理事 飯島 博